年間55億トンもの物量の輸送手段は、高速道路の発達や車両の増大・大型化などによって、その90%が自動車輸送となっています。
鐵伸運輸も、昭和24年の創業以来、自動車輸送の今日を見越して事業区域を拡大し、保有車輌も著しく増車し、発展してまいりましたが、しかし、すべてを車輌に頼っていますと、交通渋滞などの思わぬトラブルもあって、他の輸送手段とのコンビネーションも必要になります。
そこで着眼したのがフェリー航送。東京湾や大阪湾、北九州の沿岸などで、ウォーターフロント計画により、巨大ターミナルが続々と建設され、フェリーの大型化も著しく、その安全性と経済性で、海上輸送は今や大きく見直されています。
鐵伸運輸は、早くからこのフェリー航送に注目し、物流大動脈ともいうべき東京〜大阪〜九州間で、大型フェリーによるトレーラ(台車)の無人航送「キャッチボール方式」を開発・提案。
時代のニーズに即した柔軟な物流システムとして、高い評価を博しています。